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What is Shinto? [1] 神道とは

Passing along eco-conscious traditions to the next generation.

 Shinto is a mindset and way of living with respect for nature, living things and our ancestors, and it has long been recognized as Japan’s cultural root. Unlike Buddhism, Christianity, or other religions, Shinto has no holy texts, and there is no individual founder. It is said that Shinto has been practiced for more than 2,000 years.

 The ancient Japanese people understood that every natural object and phenomenon possessed a spirit. Feeling awe and deep reverence for nature, they came to regard these spirits as Kami (deities). Over time, jinja (Shinto shrines) were built where these deities were believed to stay.  The practices of prayer to these deities, as well as the mindset of harmonious living with divine nature, were handed down from generation to generation and are today called Shinto, or “Way of the Kami”.

 Shinto predates Buddhism, which was imported from abroad in the sixth century and adapted to the Japanese lifestyle. Nowadays, most Japanese people visit both jinja and Buddhist temples. Unlike Buddhism, Shinto has no holy texts, and there is no individual who is recognized as the founder of Shinto.

 While Shinto is distinctly Japanese, anybody may practice Shinto and have faith in the Kami. After all, every person is in the midst of divine nature and every person receives its blessings, such as the fruits of the earth and the warmth from the sun.

 One of the most important elements of Shinto practice is seeking harmony not only between people and nature, but also among the people of our families, communities, and world. In today’s society, the need to strive for these goals has become more apparent than ever before. The Way of the Kami offers a timeless, harmonious spirit to draw upon as we work for a peaceful world.

May the Nature Spirits/Kami-sama be with you!

神道とは

 日本人の文化・慣習の礎となる神道は、創始者となる教祖もいなければ、聖書や経のような教義・教典もありません。2000年前には「神道」の存在はあったと言われていますが、自然発生的に生じ、永い年月の中で培われた古代の人々の生活の知恵であり、戒律であるが故に、いつから生じたと起源を特定することも出来ません。それ故に、教祖・教典・教義・創始年代の存在を宗教の定義とするならば、その範疇からは外れます。「神教」と言わず、柔道や剣道などの武道と同じ「道」を用いて、神の道、「神道」と表現するのも、そうした背景があるからとされています。

 自然の恩恵に深くあずかってきた日本人は、そのなかに生命・豊饒(ほうじょう)・繁栄を生む霊性を認めてきました。あらゆる物を生む自然の生命力に産霊(むすび。神聖な生成力)という神格を認め、山や川など自然そのものと、自然のさまざまな働きや現象に神性・霊力を感じ取り、「神」として敬ってきました。また、祖先を、子孫に「幸い」をもたらす祖霊としてまつり、社会に尽くした人々の遺徳を崇めて、「神」としておまつりもしてきました。やがて、そうした神々が留まる場所として神社を建てるようになりました。神々への感謝と祈りの習慣、自然と調和して生きる考え方が「神道」という形で、遙か古代の昔から現代まで日本人に代々、受け継がれているのです。

 森羅万象に神性を感じ、八百万の神々を敬う日本に仏教が伝来したのは、6世紀のことです。八百万の神々(数え切れないほど、いろいろな神様がいる)という考え方を持っている土地柄であり、神道は宗教というカテゴリーではなく、人々の生活の基盤だったことから、外来の仏教も多くの人に受け入れられ、今日では、多くの日本人が神社と仏閣の両方にお参りします。ただ、先述したように、仏教は創始者や教典がある宗教です。神道は自然発生的に興ったもので、日本文化の基層として、日本人の生活を文化的に根底から支えており、日本人の文化・慣習の拠り所と言えます。

 神道は日本独特のものではありますが、森羅万象を敬い、自然との調和を目指す生き方や考え方は、国や言葉、文化を問いません。なぜなら、太陽の恵みや作物の実りの享受は国や言葉、文化に限定されることはないからです。

 神道で最も大切な考えの一つが、「調和」を目指すことです。それは、人間と自然との調和だけでなく、家庭内や共同体の中、そして、世界の人々にも当てはまります。今日、私たちは以前にも増して、「調和」を目指す大切さに直面しています。あらゆる自然や生命に神霊は鎮まり、私たちの生活に恵みと喜びをもたらしてくれるという考えから生まれた神道は、それらを享受するために調和を大切にしています。それはまた、相手を敬う気持ち、世界の平和を願う気持ちと繋がっていくのではないでしょうか。

 全てのものにスピリット(神様)が宿ると考えた古代の日本人は、太陽、月、水など目に見えるもの、生き物だけでなく、縁(えん)や豊穣など、目に見えない力にも神様がいると考えました。また、祖先がいたからこそ今の自分があるとして、祖先も大切に敬いました。21世紀になった今も、多くの人が「縁」を信じているように、こうした考えは日本人の中に受け継がれているのが分かります。神道の「共存と調和を大切にする」という生き方を踏襲してきた日本人は、災害時にその力を発揮して世界の人々を驚かせました。

 このように、神道は、日本の文化・慣習の基礎であると同時に、地球温暖化が進む今の世の中に必要なエコなライフスタイルと言えます。

未来の子供達が美しい自然を楽しむことができるように、

日本の伝統的なエコ生活スタイルを次の世代に伝えましょう!!

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